ユリシーズ・グラント

ユリシーズ・グラント(Ulysses Simpson Grant)『アメリカ合衆国の第18代大統領で、1869年3月4日~1877年3月4日まで大統領を務めました。もともとは和平主義者だったのですが、インディアン戦争において従わない部族は絶滅させるという姿勢をとり、インディアン諸部族とさまざまな条約を結んだのですが次々に白人側によって破られ、和平案は崩れていったのでした。その後、1868年の大統領選挙では黒人の支持を多く集めて選任されたのですが、数々のスキャンダルと汚職で一気に人気は低迷していったのです。莫大な連邦政府の税金を使った「ウイスキー汚職事件」では、個人補佐官が不正に関与していたにも関わらず大統領の恩赦で無罪にし、次に陸軍省長官が賄賂を受け取るという事件が起こりましたが、これも見て見ぬふりをするように強い罰を与えなかったのです。このようなことから、アメリカ最悪の大統領のうちの1人としての扱いを受けるようになったようです。』